VOICE
お客様の声

築100年近い歴史ある古民家を、家族の一体感が感じられる空間へとリノベーションしたB様。ご主人が生まれ育った本家を住み継ぐため、当初から新築に建て替えることは考えていなかったといいます。また奥さまは親子で楽しむ「育ママ教室」を運営しており、教室として使える場所をつくりたいという希望も持っていました。そんなB様一家のリノベの暮らしをお伺いします。
代々受け継がれてきた大切な家の趣きを活かした和モダンリノベーション。
古い造りのキッチンを、明るく温かく開放的に。自然と家族も集まるようになりました。

Q:リノベーションを検討されたきっかけは何ですか?
ここはもともと主人の実家で、B家の本家です。ご近所に親戚も住んでおり、皆さんが気持ちよく集まれるような家にしたいという思いがありました。でも築100年近く経った古民家なので、土台はしっかりしているけれど設備の使い勝手が悪かったんです。特にキッチンは昔ながらの壁付きタイプで、暗くて狭くて冬はとっても寒い。私、調理師の資格を持っているのに、以前はしょっちゅう外食に行くくらい、壁に向かって一人で黙々と料理するのに耐えられなかったんですよ(笑)。
それと息子が思春期の年代なので、一人部屋をつくってあげたい、家族の一体感を感じられる空間にしたいという気持ちもありました。私は以前住んでいた近江八幡市で「育ママ教室」を運営しており、いずれこっちで活動できるように教室スペースを設けたいとも思っていました。こうした希望をすべて叶えるには一部分のリフォームではなく、家全体を改修するリノベーションがいいだろうと考えたんです。歴史を刻んできた本家は残したかったので、建て替えは最初から選択肢になかったですね。
Q:多くの会社の中からSAWAMURAを選んだ理由を教えてください。
SAWAMURAさんと出会ったのは約3年前。古民家再生を手がけていた知り合いにリノベーションできるいい会社がないか聞いたところ、紹介してもらったのが始まりです。それ以外にも自分たちでリノベーション会社を探して、SAWAMURAさん含めて3社にプランと見積りをお願いしました。そのなかで最終的にSAWAMURAさんを選んだ決め手は、プロ目線のアイデアを素人にもわかりやすく提案してくださったこと。他の2社さんも私たちの希望はしっかり入れてくださいましたが、SAWAMURAさんはプラスαの提案がたくさんあって「斬新やなぁ」と感じたんです。ダイニングを開放感たっぷりの吹き抜けにして、梁見せ天井にするというのもSAWAMURAさんからの提案です。
また設計士の田中さんが若くて息子と近い年代だったのも良かったですね。これからこの家を使っていくのは息子になるので、私たちの意見ばかりでリノベすると将来的に使いにくくなるんじゃないかなって。田中さんなら息子と近い若い感性で提案してくださるだろうと。実際、子ども部屋の打ち合わせは、息子と田中さんの2人で仲良くやっていましたよ(笑)。 一方でアドバイザーの佐々木さんはベテランで、住宅補助金やバリアフリーについて詳しいのも心強いと思いました。実はリノベーションする一つの理由に「在宅介護ができる家にしたい」という思いもあったのですが、佐々木さんは介護の専門知識もお持ちだったので「もうこれは佐々木さんに担当してもらうしかない」と決めました。
Q:リノベーション後の暮らしはどう変わりましたか?
キッチンに立つのが楽しくなり、家で料理することが増えました。リノベ前と比べると外食も1/10くらいに減ったんですよ。広くて使い勝手がいいので、仕事から帰ってきた後もサッと作れますし、主人や息子と一緒に料理するようになったのも大きな変化です。以前のキッチンだと狭くて1人しか入れませんでしたが、今は3人立っても圧迫感がありません。主人は魚釣りが趣味なので、釣ってきた魚をさばいてくれることもありますね。

また断熱性能が向上したおかげで、冬も夏も快適に過ごせるようになりました。特に冬の暖かさにはビックリ。どの部屋も一定の温度に保たれるのがこんなに心地いいなんて!もっと早くリノベーションすればよかったと思うくらい(笑)。訪れた友人などから「こんなに大きな吹き抜けで寒くないの?」と聞かれることもありますが、それが全く寒くないんです。 今はダイニングテーブルに座ってコーヒーを飲みながら、吹き抜けの高い窓に映る青空を眺めてボーッとする時間が幸せ。家が快適になって、家族一緒に過ごす団らん時間もぐんと増えました。
Q:B様邸のお気に入りポイントを教えてください。
一番はやっぱりキッチンですね。冷蔵庫、パントリー、テーブルまでの動線が良くなってすごく便利です。パントリー内はちょっと冒険して柄物のアクセントクロスを選んだのですが、これも大正解でした。家のなかに自分の好きな柄があるとテンションが上がります。
それと大容量の食洗機は絶対に入れたいと思っていました。今まではこのサイズだと海外製のものしかなかったのですが、佐々木さんが「国内メーカーでいいものが出ましたよ」と教えてくれて、真っ先に最新のものを導入。今では毎日大活躍しています。 システムキッチンも主人や息子と一緒に立てるよう、90cmと通常より高めに設定。スタイリッシュな見た目になるよう薄い天板を選ぶなど、細かなところまでこだわりました。これだけ一つひとつの希望を叶えられるのもリノベの魅力ですよね。新築よりも費用を抑えられるぶん、憧れのキッチンに予算をかけることができて良かったです。




Q:これからさらにリノベーションするならどうしたいですか?
住まいとしては十分満足していますが、2階の「育ママ教室」をもっと活用できるように教室用の専用玄関を設けられたらいいなと思っています。和室の横に玄関をもうひとつ作ったら、家の中を通らずに教室に行けるようになります。また母屋の近くにある離れも古いので、ゆくゆくはリノベーションして今扱っている木のおもちゃの販売店ができたら。今はまだ夢を描いている段階ですが、その時がきたらまたSAWAMURAさんにお願いしたいですね。

Q:リノベーションに興味のある方へアドバイスをお願いします!
「リノベーションって難しそう、ハードルが高そう」ってイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。でも私は実際にやってみて、家づくりのすべてがワクワクできて楽しかった。SAWAMURAさんは皆さん楽しそうに仕事されていて刺激を受けましたし、常にプラスαの提案をいただけるのも魅力的でした。だからもしリノベーションに不安があるなら、「とにかくSAWAMURAさんに一度相談してみて」と声をかけたいです。 我が家の場合は、古民家の趣ある味わいと新しいスタイリッシュな設備が融合して、新築では絶対できない唯一無二の空間に仕上がって大満足しています。住まいがリノベーションされたことで、心の中までリフレッシュできた感じです。こんな貴重な体験はなかなかないので、興味があれば皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね。
SAWAMURAより
B様、この度はSAWAMURAにご依頼頂きありがとうございました。今回の取材でお聞きできたお話はこれからも私たちにとって特別です。今後ともどうぞよろしくお願いします。


